勤務先のエステサロンでの先日のお客様からの相談。
「最近、右のほうがほうれい線が濃い気がするんです。」
「あら、どうしたんでしょうね?右でよく噛むとか、噛み癖があったりしますか?」
「いいえ、ちゃんと左右同じようにかむように、ちゃんと心がけてるんです。」
「そうですか。どちらか向きになることが多いとか。。。」
「気にしてるから、そんなことはよっぽどないと思うんですけどね。」
「どうしてなんでしょうね?」
とお話しながらお手入れ。
首~デコルテラインのお手入れに差し掛かった時、気づきました。
「あの、右のおくびのほうが、コリがひどいです。。。」
「あ、そうだ、いつも肩を揉まれるときに、右のほうがひどいですね、とよく言われるんですよ。」
体の片方が凝ってしまう理由には、骨盤がゆがんでいるとか(正確には骨盤の周りの筋肉に癖がある)、荷物を持つのがいつも同じ方の手だとか、パートナーさんとの立ち位置がいつも一緒だとか、職場で嫌いな人のほうをなるべく向かないようにしているとか、よーくお話を聞いているといろいろな理由がありますが、それがお顔にまで影響してしまうのです。
筋肉がキューっと収縮している状態では一緒に皮膚を引っ張ってしまい、お顔の皮膚までしっかりひっぱってしまっていることが多いです。
それがほうれい線の深さまで影響してしまうとは。。
疲れを取ることも、とても大事だなと思いました。
そのお客様の、肩をほぐすケアをして差し上げたら、見る見るうちに片方のお顔が上がり、反対側もケアしたらもう一方もお顔が上がり、ほうれい線も目立たなく。。。
化粧品でのケアも、皮膚自体にはとっても大事ですが、
お疲れをためないようにすること、とっても大事ですね。