お仕事の関係で、ホワイトニングのお話を聞くことができました。
最近、歯科さんでは、保険治療ではなかなか採算が取れず、矯正やホワイトニング、インプラントやエステまでいろいろな得意分野を作って経営をされているところが多いそうです。
歯のホワイトニングと、フェイシャルエステティックを組み合わせて、笑顔をきれいに、ほうれい線をなくしましょうなどと
キャンペーンなどできないかな、というのが始まりでお話したのですが、
保険診療の絡みでなかなか、キャンペーンというものには発展しにくいジャンルのようでした。
現状、歯のホワイトニングをエステさんとかでやっているところも出ているとか。
歯科さんで受けたほうが、若干価格帯が高いようですが、
・ホワイトニングに適しているかどうかの歯の診療
・溶剤の強さ
などに違いが出ることが多いそうなのです。
ホワイトニングをする前に、虫歯の治療が必要な方ももちろんいますし、
ホワイトニングは、いったん歯の水分を抜いて、溶剤をしみ込ませるという手順を踏むのだけれど、溶剤の強さは歯科医院で受けたほうが断然しっかりしたものを使っている、トラブルなどが出たときの対処も、歯科で受けたほうがしっかりしているんですよ、ということでした。
なるほど、というお話も聞け、
本当は、口の中を触るのは歯科衛生士か歯科医しかダメなんですというグレーゾーンのお話を聞いてしまいました。
美容関係で働いていると、このグレーゾーンのお話によく出くわします。
シャンプーは厳密には国家資格の美容師さんとか理容師さんとかしかできないそうなのですが、
免許取得前の見習い美容師さんがシャンプーを担当するのも世の常ですし、
エステティックに関しても、
国家資格のマッサージ師ではないので「マッサージ」はしちゃいけなかったり、（広告などを見てください、「エステ」とか「トリートメント」とか「リンパドレナージュ」とか「ツボ押し」とか「整体」とか表現をごまかしているのが現状です。
歯科・病院に関しても、
歯科助手・看護助手 といった助手的な仕事が、ありますよね。こちらが厳密にいうとどこまでできてどこまでできないかは、私は存じ上げておりませんが、
ニーズと法的資格が必ずしも一致してはなさそうです。
よく、お店に問い合わせがあるのですが、
「顔そり」は理容師さんの免許がないとやってはいけないもので、エステではできないんです。
なんてお話は少しそれましたが、
ホワイトニングも、なんとなく、歯医者さんでちゃんとやってもらうほうがいいのではないかなーと思ったのでした。
