エステで働いていて、敏感肌で困っているお客様もたくさんいらっしゃいます。

効果の高いお化粧品は、肌を活性化する成分が入っていることが多いです。
そういう、少し強い成分で肌がピリピリしたりしてしまうかたも、いらっしゃいますよね?

一般的に、

表皮にはバリア機能があり、お肌の中までお化粧品の成分が浸透する条件として、
化粧品成分の「分子量」というものが目安になります。

だいたい1000以下の分子量のものはお肌の中に入っていくといわれています。

ただ、敏感肌の方は、お肌が薄くなり、お肌のバリア機能が低くなっています。
すると、分子量2000ぐらいのものまで、吸収してしまうそうです。

本来なら吸収しないはずのものまで、お肌に影響を与えてしまう、
でも、これは化粧品の成分が悪いとかではなくて、お肌のバリア機能が低下していることが原因なのです。

じゃあ、どうしましょう?

洗顔はゴシゴシせず、タオルドライもごしごししない。これ基本。
洗顔料は界面活性剤があまり強くない種類のものを選びましょう。
クレンジングは、オイルタイプよりもミルクタイプのほうが肌の負担が少ないといわれています。

ピーリングしてつるつるになりたいところですが、

敏感肌の人は、表皮の層を厚くしたいので、ピーリングはなるべくやめましょう。

旧表示指定成分無添加のお化粧品などを選んでもいいかもしれません。

パフなどの摩擦もなるべく避けて、

お顔を触るときは、優しく優しく。

ふき取りクレンジングなんて、ダメですよ!

 

表皮を育てて、刺激に負けないお肌を作りましょう。

敏感になりやすい肌の人は、きめが細かく、柔らかい肌をしてる方が多いです。美肌のはず。

皮脳同根という言葉があり、肌が過敏な方は、繊細な方も多いとか。

 

優しさを求めているのです(笑)