最近、職場でオリーブオイルのご紹介イベントをしました。
内容は、いいオリーブオイルを毎日30ml飲むと、デトックスになったり、
食事の1時間前に摂取すると、満腹感でダイエットにつながるというもの。
その中で資料を読んでいると、塗っても、体に入っていくという表記。
油が、塗って体い入るなんて、そんなのなんか、太っちゃいそう。
理解ができない。入っていくって言っても、表皮どまりなんじゃないか、と思っていたのですが。
アロマ環境協会のアロマテラピー学雑誌を読んでいたら、そのあたりを研究している文章が見つかりました。
マカデミアナッツオイルでマッサージすると、血中に遊離脂肪酸が増え、リポカインというインスリンへの抵抗性があったり、動脈硬化の改善に関与する物質も増えるという研究結果。
マカデミアナッツの特徴成分は、皮脂にも含まれるパルミトオレイン酸。
そちらの物質での研究でした。
推測ではありますが、皮膚に塗布すると、リパーゼなどの酵素が働き遊離脂肪酸の形にして、血中まで入るのではないかとのお話。
パルミトオレイン酸で起こるなら、オリーブオイルも主成分もオレイン酸。
あ、ちゃんとけい皮吸収できそう。
アロマのトリートメントをもう一度見直してみるいいきっかけになりました。
塗布したオイル量の5.3%も血中に現れているのだそうな。
ここで、アロマトリートメントの基本的な行い方を説明しておきましょう。
一般的には、ベースオイル(キャリアオイルとも呼ばれます)に対し1%ぐらいになるよう、精油を入れます。
よくかき混ぜて、皮膚に塗布。
精油(=エッセンシャルオイル)によって、効果効能がいろいろあります。
大まかにはお花のオイルは肌に良かったり、
ウッドのオイルはむくみや呼吸器に良かったり、
シソ系のオイルは、血行促進してくれたり。
先日も、話題にしたように、カモミール・ラベンダーなどはお肌によく、コラーゲン生成を促してくれたりもするそうなので、
今回読んだ文献で使用したベースオイルは10ml。お顔のトリートメントでも使い切れそう。
ほうれい線をやっつけるために、カモミールブレンドのマカデミアナッツオイルでお顔をマッサージして見ながら、ついでにメタボ対策の恩恵も受けられるなんていうお話、びっくりじゃないですか?
お顔に塗っても、血中濃度が上がるんですから、体全体に効果があるってことですよね。
ゆったりとしたお手入れの時間が取れるときには、
ぜひアロマテラピーを取り入れてみてください。