子供が春休みで、ちょっとハードなスケジュールを立ててしまい、それが原因か、珍しくニキビができてしまいました。
そんなわけで、本日はニキビのお勉強。
ニキビはどんな風にできるのかというと、
①毛穴の出口付近の角質が厚くなり、毛穴の出口がふさがれたようになり、毛穴に皮脂が詰まる。
②面疱(めんぽう・コメド)ができます。毛穴に皮脂が詰まっている状態です。
③皮脂を栄養源にしてアクネ菌が繁殖し、炎症がおこる。
④炎症が悪化して膿を持つ。アクネ菌と白血球の一種好中球が戦い、その死骸が膿となります。
⑤ニキビの膿が吸収されるか、外に排出される。
このどの段階まで進んだかによって、あとがどれだけ残るかが違ってくるそうです。
10代の(成長期?)のニキビの原因は、過剰な皮脂分泌、甘いものの食べ過ぎ、
乳液やファンデーションなのどの油性化粧品の油分などがあげられ、
肌を乾燥させるようなタイプのケアが主流となるそうです。
大人のニキビの原因は?、というと
ホルモンバランスの乱れ
としか言いようがないようです。
だからと言って、本当に婦人科系にかかわるようなホルモンが乱れている状態になっていることもほとんどなく、
どちらかというと、「みだれちゃうよー」っていうときのSOSサインなのかもしれません。
睡眠不足の時に、悪化してしまう患者さんが多いと皮膚科の先生がおっしゃっています。
食事としては和食中心の食生活が理想で、動物性脂肪の多い食品をとるのではなく、玄米や緑黄色野菜でミネラルや抗酸化力をつけましょう。
お化粧品でのケアは、
洗浄しすぎると、うるおい成分が取れすぎてしまい、肌が乾燥してしまうので、ほどほどに。
乾燥は、よりお肌の角化を招いてしまいます。
朝はさっぱりタイプの洗浄剤。夜はメイクを優しいクレンジングで洗浄した後、さっぱりタイプの洗浄剤を使用する。
保湿には、セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分の入ったものを使い、油分を避ける。
また、ビタミンC誘導体の入ったものを選ぶと、皮脂を抑えて、ニキビの跡の赤味を薄くしてくれる作用もあるので、
お勧めです。
セラミドは原料がとても高価で、配合量がとっても少ない化粧品も存在するようです。
美容液として、販売されているものが理想。
セラミドの種類もいろいろあるようで、また、後日セラミドについてはまとめてみます
強すぎないピーリングも、お肌のターンオーバーを早めお肌を正常化してくれるので、おすすめのケアです。