ありとあらゆる化粧品、スキンケアを試したけど、ほうれい線が消えない!
こんな経験がある方、
ひょっとしてピリピリ敏感肌ではありませんか?
敏感肌とは?
敏感肌の方は、乾燥感、かゆみ、痛み、季節やストレス、生理周期で肌が荒れる、化粧品選びを慎重にせざるを得ない、花粉症やアレルギー肌がといった症状に悩まされています。
こういったの症状に心当たりのある方は多く、30代~40代女性全体の40%以上が敏感肌とも言われています。
原因としては、アトピー因子保有者のほかに、何らかのきっかけでアレルギー反応が発症し、肌状態の落差が激しくなるケースもあります。
そして、化粧品、特にエイジングケアのような効果を期待するスキンケアでは、肌がピリピリするなどの症状が出ることが多く、
皮膚科でワセリンを処方してもらうか、効果の低いオーガニック化粧品を使うしか方法はありませんでした。
なぜ敏感肌に?
現代の世の中では、仕事やプライベートのストレス、不規則な生活、栄養バランスのとれていない食生活、生理、花粉アレルギーはどメンタル的な負担になることが多いです。
さらに、生活環境も変化により、空気清浄機、マスク、手ピカジェルなどのアルコール消毒の常用で無菌状態とは言わないまでも免疫力の低下が関係しています。
敏感肌の方であっても、会社に行ったり、人と合ったりしなくちゃいけないし、
女性なら、キレイでいたいですよね!?
敏感肌の方は本当に大変な状況だと思います。
敏感肌のしくみ
それでは、なぜ敏感肌が起こるのか、肌の構造から説明していきます。
敏感肌の方の最大の特徴は、肌のバリア機能がが壊れていることです。上の図の左側は、健常肌で各層がきれいに並んでいますよね。それと比較して右側はいかがですか? こちらは敏感肌の角層ですが、スカスカで全然罵バリアになっていないですよね。
この状態だと、お肌の中の水分はどんどん放置出されるばかりでなく、花粉やばい菌などの外部刺激も受けやすい状況になっています。
さらに、お肌の中を見ていくと、
角層では、バリア機能が落ち、花粉やばい菌などの外部刺激が入りやすくなっています。このためターンオーバーが必要以上に早くなり、決めの乱れて顔色がくすんできます。
また、お肌の中の水分蒸散も激しいため、潤いが失われ、肌が乾燥していきます。小ジワの増加も気になります。
表皮では、微弱炎症を繰り返し、コラーゲンを破壊する酵素が増加していきます。
真皮では、コラーゲンの切断と加齢により、ハリ・弾力が低下していきます。そして、敏感肌特有の「枯れ肌」の状態となっていきます。
これにより、敏感肌の方は、健常肌に比べて、エイジングが進みやすく、深いほうれい線も出来やすくなってしまいます。
敏感肌だとエイジングケアが効きにくい
上記のように敏感肌の方は、健康な肌と比べて、大変はハンディーを背負っている状態となっています。
通常の敏感肌化粧品は、肌を整えて、もとの状態に戻すので精一杯。きれいになるとか、ほいれい線を消すとか、アンチエイジングまでいかない。
また、バリヤ機能が壊れているため、せっかく入れた美容成分も逃げていってしまい、せっかくのエイジングケアが追いつかない状況となっています。
ちなみに、エイジングケアで効果の高い化粧品を使おうとすると、お肌のピリピリを覚悟しなければならないことも多く、これも敏感肌の方を悩ませています。
敏感肌のエイジングケアは
敏感肌のエイジングケアのポイントとしては、
・肌のバリア機能を回復する
(又は、人工的に肌をバリアする)
・美容成分を肌の奥に届ける
ことが大切になってきます。
特に、バリア機能を修復することはとても大切です。敏感肌専用のスキンケアを選ぶときには、バリア機能に注目して選ぶと良いでしょう。