アロマテラピーを趣味と実益を兼ねてお勉強しています。

資格としては、AEAJ(日本アロマ環境協会)のインストラクターの資格を持っています。

なかなか、協会から届いた会報誌に目を通す時間もとれないことが多いのですが、

久しぶりに、目を通してみたら、いろいろやっぱり発見があって、いいですね。

今回、気になったのが表題の「カモミール・ローマンのコラーゲン生成促進作用」

AEAJが特許を取ったそうです。

アロマテラピーから説明すると、「ただ香りをかぐことでリラックスする」ぐらいのイメージの方が多いのですが、

狭義では「エッセンシャルオイル(精油)を使って、癒す」ことが、アロマテラピーです。

 

アロマテラピーの代表的な、使い方である、アロマトリートメント(ベースオイルでエッセンシャルオイルを薄めて、オイルマッサージをする)ことで、体内のコラーゲン生成が促されるということが、特許まで取得したということは、

まだまだ、薬事法などいろいろな論点などあったとしても、

一つ、アロマテラピーが美容の分野で認められる足がかりではあるだろうな、と感じつつ。

 

お肌のハリに大事なコラーゲン繊維ですが、美容的な観点からだけでなく、

おひざが痛い、腰が痛いという私の母の世代の人のアロマトリートメントにも使用していけたらな、、、と

いろいろ思っているところです。

カモミールのエッセンシャルオイルは、決して安価なオイルではありませんが、

早速購入して、母に使ってあげようと思います。

 

最近、たけしの番組で、認知症にローズマリーとかラベンダーの精油がいいということで、特集されてから、店頭に精油が欠品してるのよーなんていうお話を、お客様から聞いたので、

今後のアロマテラピーの動向に、注目です。

AEAJから送られてくる、アロマテラピー学雑誌には、

カモミールのお話だけではなく、ラベンダー精油のヒアルロン酸合成促進作用とか、ローズとラベンダー精油の紫外線細胞損傷緩和作用などいろんな研究がされているようで、

フランスやドイツではアロマテラピーは、「医療」のカテゴリーとして認識されていますが、

少しづつ、そちらの方向でも力を発揮していくのかな、と思っている次第です。

かといって、私のようなエステティシャンとかアロマセラピストとかいう職業の人間が、

薬事法の「薬」のカテゴリのものを、使用していいわけでもなく、

新たな壁というか、

難しい問題だなぁとしみじみと考え込んでしまいました。

アロマテラピー学雑誌